【3/11~3/15 金沢しいのき迎賓館】絵画と音、詩と数式が交差する個展『Sinfoniart – 構造が交響として織りなす風景 -』を開催します

    絵画・音楽・詩・数式が重なり合う、新しいアートのかたち「Sinfoniart(シンフォニアート)」。5日間だけ現れる“五感の交響空間”を、金沢の地で体感できます。

    まずはこちらをご覧下さい。

    《Butterfly Effect》――本展の中心作品です。

    Mahoが手がける音楽・絵・詩・数式が交錯する「Sinfoniart」の世界を象徴する一作として、映像から、まずはその一端をご体感ください。

    旋律がみえる、光がきこえる。――Sinfoniartへの誘い

    「Sinfoniart(シンフォニアート)」は、音楽・絵画・詩・数式という異なるメディアが交差し、互いに響き合うことで生まれる、新たな芸術のかたちです。

    感情や記憶は、音だけでも、絵だけでも、語りきることはできません。けれど複数の表現が重なり合い、“構造”として立ち上がるとき、それらは“交響”となって広がっていきます。

    本展で添えられる数式は、絵や音と同じように、感情の奥行きを映すもの。まったく異なる要素がひとつの調和へ向かう、その瞬間を、構造としてそっと可視化します。

    本展の見どころ

    本展『Sinfoniart – 構造が交響として織りなす風景 –』は、絵画・音楽・詩・数式・アクセサリーといった異なるメディアを“構造”と“共鳴”の観点から融合させた、新しいかたちの空間インスタレーションです。

    特に音楽パートでは、作品タイトルの綴りから導かれる音名を旋律や構成に組み込む《音名象徴》という技法を用い、iPad上に手描きされたスコアから丁寧にオーケストレーションが施されています。 この手法は、ラヴェルが「HAYDN」という綴りを音名化して作曲した《ハイドンの名によるメヌエット》にも通じる構造的作曲法であり、本展の中核をなす表現の一つです。

    展示には、限りある命の記憶を描いた《Memento》シリーズ、マーモットたちの詩的な日常を綴る《ぽてぽてのうた》シリーズ、さらに病院等に実際に導入されたホスピタルアートの展示や、作品から生まれたアクセサリーも並びます。

    “旋律がみえる、光がきこえる”――
    視覚・聴覚・言葉・構造が交差しながら共鳴する空間で、五感でアートを体感していただける機会となっております。

    展示概要(Exhibition Overview)

    ▶展示タイトル
    Sinfoniart – 構造が交響として織りなす風景 –
    ▶開催日時
    2026.3.11(水)~3.15(日)10:00ー18:00
    ※最終日のみ16時迄
    ▶開催場所
    しいのき迎賓館 ギャラリーA
    石川県金沢市広坂2-1-1
    ▶入場料
    無料
    ▶主催
    まほろばシンフォニアートプロジェクト・Mahorobart
    ▶後援
    北國新聞社、テレビ金沢
    ▶助成
    アーツカウンシル金沢 広報小口支援事業
    ▶もちもの
    イヤフォン(音楽を聴くときに使います)

    Mahoからのメッセージ

    このたびは、Mahoの展示に関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。

    かつて療養中のある日、
    ただ静かに差し込む光や、一枚の絵が、私の心を支えてくれたことがありました。

    揺れ動く時間の中で、そっと寄り添ってくれる“光”のような存在──
    それは、目に見えるものだけでなく、
    心の奥にともる、小さな気配や、言葉にならない温度だったのだと思います。

    今回の展示では、絵画・音楽・詩・数式を重ね合わせることで生まれる、独自の表現「Sinfoniart(シンフォニアート)」を通じて、感情や記憶の深い場所に、そっとふれるような、静かな時間をお届けしたいと考えました。

    色彩と旋律、構造とことばが響きあう空間で、
    もしあなたの中にも、何か小さな灯りがともる瞬間が生まれたなら──
    それが、私にとって、いちばんの願いです。

    どうぞごゆっくりと、五感の旅をお楽しみください。

    Maho

    展示作品シリーズ紹介

    Memento — 忘れたくないものを、思い出すために

    Mementoシリーズは、アーティストMahoが「死」や「限りある命」と向き合う日々の中で生まれた作品群です。
    処方ミスをきっかけに変化した体調と心の揺らぎ。そのなかで「memento(忘れるな)」という言葉に導かれ、彼女は“今を生きる”という祈りを込めて筆をとりました。

    もし今日が最期だとしたら――
    そんな問いかけの先に見えてきたのは、風の優しさや月の光、沈黙の中でそっと寄り添うぬくもりでした。

    枯れるからこそ愛おしい花、もう何度見られるかわからない風景。
    忘れたくない瞬間、見えなくなりがちな存在を、そっと思い出させてくれるのがMementoです。

    このシリーズには、彼女が歩んできた創作の軌跡――キャンバス画、線画、人物画など、さまざまな技法が織り込まれています。
    作品に添えられた詩や数式、そして音楽が、あなたの中にある“忘れたくないもの”とも共鳴していくことでしょう。

    ――あなたにとっての「Memento」が、ここで見つかりますように。

    >>Memento Seriesの過去作品はこちら

    《Marmotale ぽてぽてのうた》—ちいさな命と詩のかけらー

    このシリーズは、

    “マーモットという命のあり方”

    を通して、私たちの感情や日常をそっと見つめなおす詩画作品群です。 

    ぽてぽてとした姿には、愛らしさだけでなく、どこか人間味のある迷いや優しさがにじみ、 見る人それぞれの心に、ことばにならない想いをふんわりと届けてくれます。

     作品にはそれぞれ詩が添えられ、マーモットたちの表情と静かに響き合います。

    笑って、

    癒されて、

    ときどき胸がきゅっとなる。 

    そんな“ちいさな詩の旅”を、ぜひ会場でお楽しみください。


    ぽてぽて達との出会いが、あなたの日常にそっと寄り添いますように。

    Marmotale特設サイトはこちら

    タイトルから紡がれる音楽

    本展に流れる音楽は、単なるBGMではありません。

    作品のタイトルに含まれる「文字」を音名に変換し、それを主題や構造として用いて作曲する──この手法は「音名象徴」と呼ばれ、全作品に貫かれたコンセプトです。

    たとえば《Butterfly Effect》という作品では、「B・U・T・T・E・R・F・L・Y…」という綴りの中に潜む音列を導き出し、それを旋律やリズム、楽曲全体の構造に織り込んでいます。

    このアプローチは、ラヴェルが《ハイドンの名によるメヌエット》において “HAYDN” という綴りから音を導いたように、制約の中で構造美を追求する作曲法のひとつでもあります。

    単なる言葉遊びではなく、文字=音としての象徴性を重んじ、音楽そのものを“作品の拡張”として位置づけた構造的芸術です。 視覚で触れた言葉が、耳から音楽として立ち上がる──。 “見る音楽”と“聴く絵画”が共鳴する空間が、ここには広がっています。

    これらの楽曲は、iPad上に手描きで綴られた音符からはじまり、 そこから丁寧にオーケストレーションされていきます。

    デジタルでありながら、あくまで“描く”ようにして書かれる音符たちは、 作曲者自身の手によって音の輪郭が描かれ、まるで絵を描くように音楽が紡がれていくのです。

    視覚から、言葉から、そして手描きの痕跡から生まれた音楽は、 まさに「描かれた音」として、作品と共鳴しながら響いています。

    >>Sinfoniartと音名象徴について

    音楽の楽しみ方

    各作品のそばには、QRコード付きのネームプレートと“数式”が添えられています。
    それは感情や記憶の奥行きを抽出し、構造化し、詩や絵と響き合う存在です。

    QRコードを読み込むことで、それぞれの詩・楽曲・数式の解説にアクセスすることができます。
    音楽を楽しむため、ぜひイヤフォンをご持参ください。

    また本展では、スマートフォンのおサイフケータイ機能に対応した「かざすだけの鑑賞体験」も導入しています。

    作品のそばでスマホをかざせば、対応ページが静かに開き、音が聴こえ、言葉が立ち上がります。
    静かな空間で、五感が少しずつひらかれていくような、そんな体験をぜひお楽しみください。

    アートから生まれたアクセサリーたち

    ――作品の余韻を、あなたの日常に。

    本展では、展示されるアート作品それぞれからインスピレーションを得て制作された、オリジナルアクセサリーを販売・展示しています。
    絵画・音楽・詩・数式と響き合うもうひとつの表現として、感情のかけらや風景の断片を、そっと身につけられる形に落とし込みました。

    アートと日常がつながる、その静かな接点にふれてみてください。

    《Memento》シリーズから生まれたブレスレット

    星々の名前を冠した3種を制作しています。
    「大切な記憶のあたたかさ」や「光の記憶」を主題に描かれた《Memento》の各作品から、それぞれの情景や感情の色を抽出し、天然石の組み合わせと質感で表現しています。

    《Butterfly Effect》をかたちにしたループタイ

    蝶の羽ばたきが連鎖し、やがてすべてが変わっていく――
    その作品世界をそのまま象徴するような、青い蝶のモチーフが揺れるループタイです。
    一瞬の感情の振れ幅や、見えないつながりを感じさせるアクセサリーとして、静かに存在感を放ちます。

    《ぽてぽてのうた》から生まれたマーモットブレスレット

    「もしもマーモットが人間だったら?」という発想から生まれた《ぽてぽてのうた》シリーズから、4種族のマーモットたち(アルプス / ボバク / ヒマラヤ / ウッドチャック)の個性を反映したブレスレットが登場。
    ユーモラスでやさしい色彩と天然石の組み合わせが、心をゆるめ、思わず“ぽてっ”と微笑んでしまうような癒しを届けます。

    アーティスト紹介

    Maho(まほ)|Philosophy Artist

    音楽・絵画・詩・数式を統合する独自の芸術表現「Sinfoniart(シンフォニアート)」を確立し、感情や記憶の奥行きを可視化・可聴化するインスタレーション作品を展開している。

    幼少期よりピアノと絵画に親しみ、「見えない想いや祈りを、誰もが受け取れる形にしたい」という願いから、多層的な表現の探究を続けてきた。数式を用いた構造化や、音と絵の交差による共鳴表現により、観る者の感性を多次元的に刺激する空間を創り出している。

    療養を経て得た実感を原点のひとつとして、病院など医療空間にアートの力を届けるホスピタルアート活動にも力を注ぎ、社会と響き合うアートの在り方を模索し続けている。

    主な経歴

    2026年 個展『SinfoniArt —構造が交響として織りなす風景—』(金沢・しいのき迎賓館)

         JCHO金沢病院にてホスピタルアート展示

    2025年 個展『Memento〜忘れじの光たち〜』(金沢・しいのき迎賓館)

         なかがわら胃腸科クリニックにて「Celeste」常設展示開始(ホスピタルアート)
         東京都美術館「第51回美術の祭典 東京展」出展
         第75回 石川県勤労者美術展 佳作

    2024年 東京展美術協会 会員
        第74回 石川県勤労者美術展 県議会議長賞受賞
        東京都美術館「第50回美術の祭典 東京展」出展

    2022〜2023年
        NFTアートや複合芸術展示にも積極的に参加
        NFT FESTIVAL、九州NFT展示会、東京Web3 FESなどに出展

    error: Content is protected !!