ButterflyEffect


    未来が不安になること、ありませんか?
    私は、あります。
    ときどき、こんなふうに考えてしまうのです。

    「この先に何があるというのだろう」
    「この苦しさに、意味なんてあるのだろうか」

    たしかに素晴らしいことがあったり
    嬉しいことがあったり

    だからといってなんか未来につながっているのかという実感はないのです。


    それは、
    未来を早く変えようとしているとか
    未来を変えたいと強く思っているからなのかなと感じました。


    私が過去に書いたAkashicという作品にも書きましたが
    未来はやってくるものなのですよね。

    未来をよくしたいと思うのは万人の願いなのだと思います。
    ただそれを強く変えようとか思うから辛いのだと思います。

    それはそうです。
    だって今が辛いから。
    良くなりたいと思うのは当然です。


    矛盾しているようですが
    私は
    今の状況が嫌になり、
    私を傷つけた人や嫌な出来事に出会うまえに戻りたいと思うことがしばしばあります。

    そして私はある一点の答えにたどり着きました。

    過去へ戻っても、
    自分の望む未来にはたどり着くことはできないのだと。

    嫌なことは回避できたとしても
    違う人生になる。

    なぜならそこには、小さな小さな行動が日々積み重なって出来上がった
    今があるから。


    その場所。その人。その時間。その服。その……

    すべてのpieceがそろわなければ「自分が願ったところまでの自分」
    もしくはそのさきの「いやなものを避けた今の自分」にもなれないのです。

    それについて私が書いた小説があります。
    お時間がありましたらお読みいただけると嬉しいです。
    ショートストーリー「記憶の座標」



    「バタフライエフェクト」とは、小さな出来事が時間をかけて、大きな影響を及ぼすかもしれないという考え方です。
    もともとは気象学やカオス理論で使われた言葉で、
    「南米で蝶が羽ばたくと、数週間後に地球の反対側で嵐が起きるかもしれない」という例えが有名です。

    でも、この現象は科学だけの話ではありません。
    わたしたちの日々の中にも、バタフライエフェクトは静かに息づいています。

    私が気が付いたのは、
    未来は、積み重ねなのだということでした。

    今の私は未来であり、すぐ過去です。
    そして一週間後の私は、
    今の私の行動で変わっているのでしょう。

    たとえば、何気なく買ったお菓子。

    それが一週間後、思わぬ出来事を生むこともあるかもしれません。

    気分転換にお菓子を買いにふらっと散歩に出たこと、
    その途中でふと声をかけた相手。

    その一言が、相手の気分を変え、
    数日後のその人の行動を変えるかもしれない。

    散歩にいったことで自分の中でのポジティブな変化があるかもしれないですね。


    私が伝えたいのは未来は「重さ」でも「願望」でもなく、
    “今この瞬間の行動が、自然に未来へ繋がっていく” っていう、流れそのものです。

    私が造ったバタフライエフェクトという同じ名前のループタイの蝶のアクセサリーにも波紋のよう模様を入れました。

    蝶の羽の模様=波紋としての象徴としてデザインしました。

    波紋は軽やかに広がるけど、確かに世界に影響を与えてる。


    自分が意図せずだとしても、意図したとしても、それでも世界は小さくうねりを起こして進んでいる。
    それは変革ではないのです。
    積み重ねです。
    累積です。

    それがたまって未来から過去を振り返った時に
    大きく変わったなと感じるのです。
    まれにラッキーで人生が大きく変革する人がいますが、
    それもその人の小さな行動が起こした波紋が大きな波紋を生んだにほかなりません。

    人生において、責任や誠実さは大切です。私はそこを蔑ろにする人は好きではない。

    ただ、今ここで伝えたい積み重ねは「責任」でも「夢」でもなく、ただ“生きることそのもの”のことです。

    ひとつひとつの行動は、小さな羽ばたき。
    その波紋は見えない未来に届いていきます。

    【バタフライエフェクト】

    無意識と意識の
    小さな波紋

    どんな一歩も
    うねりの一つに繋がっている。
    信じられなくても
    わからなくても
    変えるのではなく繋げる
    今を重ねるだけでいい
    来る世界を
    動かす一歩が
    ここにある

    私は
    バタフライエフェクトを哲学や想いだけでなく、数式でも表現しました。

    数式で?と驚かれるかもしれません。
    でも、それは私にとって、「目に見えない波紋を可視化する手段」でした。

    この式は、こう解釈します:

    • A(s):その瞬間の「一歩」
      (意識的な行動・無意識の影響すべて)
    • k(t-s):その一歩が時間を経てどう広がるか(波紋のかたち)
    • ds:時間の“ものすごく小さなかけら”(一瞬一瞬)

    つまり、
    過去のすべての一歩が、波紋となって、今この瞬間の「世界のうねり」に重なっている、という式なのです。

    未来は突然やってくるのではない。
    あなたの小さな一歩が、今も作り続けています。

    何気ない日々の選択が、知らない誰かの笑顔につながるかもしれない。
    その連鎖こそが、人生の美しさかもしれません。

    「未来を変える」よりも「未来へつながる」

    「希望を持とう」よりも「今を重ねよう」

    「重荷」じゃなく「自然な流れ」




    自分の一歩が、ちゃんと意味を持っている。

    そう信じながら、

    今日も私は、
    誰かから見たらちっぽけに思えるかもしれない積み重ねを、
    意識と無意識のなかで選び続けています。

    Maho

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